shigerico blog

9月1日に日本を発ち、教育の在り方を探求する旅をしています。日本の教育に還元できるようなヒントを見つけたい!という想いから、北欧を中心に教育現場をまわります。

子どもを伸ばす、フィンランドのユニークな〇〇 その②

 
 
 
放課後に学校で行われているアフタースクールでの出来事。
 
「今日は馬になりましょう!」
 
 
 
ん??馬になる!?
(前回同様、このくだりです。まだ見ていない方はぜひ!)
 
 
 
馬のごっこ遊び?
 
 
とりあえず、その遊びが行われている体育館をのぞきます。
 
 

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子どもたちは即座にハードルを並べたり、コーンを並べたりとコースを作っていました。
 
何かのレースが始まるのかな?と思った時に、
 
 
 
 

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出ました!!これぞ、馬。
 
 
日本でも見たことある人はいるかもしれません。
私も、この道具自体は初見ではなかったのですが、大阪にいるとどうしてもネタに走りがち。モノボケにでも使うものかな〜くらいしか思っておりませんでした!笑
 
 
この馬の棒にまたがって走ったり、スキップしたり。子どもたちはとても楽しげに馬になりきっていました。
 
 
実はこの遊び、フィンランドでは一種のスポーツになるほど、子どもたちには人気なそうで、
「ケッピヘネボン(棒馬)」と言われています。
 
足の速さだけではなく、障害物をうまく乗り越えられるかだけでもなく、いかに馬になりきれるか、を子どもたちは見ています。
 
 
 
実は、ホームステイのお家にもしっかりとありました。
 

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3人子どもがいるから、1人1つ計算なのでしょうか?笑
こちらのヘネボンたちは、手作りのようです。
 
 
今回私が見たのは狭いホールの中だけだったので、さらに広いところで行われるこの馬競技を想像すると、楽しくなります。
 
先生によると、年に一度大会があり、今年は10歳〜18歳で 200人もの人たちが選手として参加したそうです。驚きました。ぜひ一度、見てみたいものです。
 
 
 
最後に、アフタースクールについても少し書きます。
これは日本で言う児童クラブ(学童)のようなもので、放課後、親が迎えに来るまで子どもたちがアクティビティをして過ごす場所です。
 
先生は、基本的に担任をサポートしている先生たちがアフタースクールの先生となります。担任の先生は次の日の授業準備をするので、うまく分担されているイメージでした。
 
 
とてもいいなと思ったのが、子どもたちで話し合ってアクティビティを決定していること。
次の週は何がしたいか、木曜日に子どもたちで意見を出し合い、話し合う時間が設けられていました。
 
 
今回の馬遊びも子どもたちからの意見です。
やりたい人を募り、決めた時間になると集まります。もちろんやりたくない子は別のことをしていても構いません。
 
 

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1週間の予定です。音楽や、スポーツはもちろん、映画を見る日もあります。



 
自由と主体性がこのアフタースクールではとても大切にされているように感じます。
 
 
 
ここで疑問。
 
わたし:「先生の労働時間は長くならないのですか?」
 
先生:「4時ごろになると、迎えに来る親が大抵なので子どもの人数も減ってくる。私の勤務は今日は5時までだけど、明日は4時。順番に交代して、残っているわ。」
 
とのこと。
 
他の仕事に比べれば帰りは遅いけれど、その分朝は少し遅い日があったり。先生同士で話し合い、勤務時間もうまく調節しているそうです。
 
 
 
以上、
 
子どもを伸ばす、フィンランドのユニークな遊び(ケッピヘネボン)でした。またおもしろい遊びがあれば発信しますね!