shigerico blog

9月1日に日本を発ち、教育の在り方を探求する旅をしています。日本の教育に還元できるようなヒントを見つけたい!という想いから、北欧を中心に教育現場をまわります。

子どもを伸ばす、フィンランドのユニークな〇〇 その①

 

 

ホストマザーは私に言いました。

「明日、娘がロープの習い事に行くんだけど一緒に行かない?」

 

 

ん??ロープの習い事!?

 

綱引き?ターザン?カウボーイ?

一体どんなことをするのか。

気になりはしたものの、とりあえず一言。

「行きます!」

 

 

そして車を走らせること10分、到着したのは体育館のような場所。

前のクラスが利用しているときは中を見ることができないので、扉が開くまでわくわく待ちます。

 

 

 

 

 

そして開かれた先には、

 

 

 

 

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ロープ!

 

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ロープ!!

家の中にもあったこのロープ!!!

 

 

実はここ、日本でいう体操教室。

子どもたちはこのロープを含む体を動かすコースを20分ほど走ってまわり続けていました。

 

もちろん競うことはせず、大事なのは自分のペースでできるところまで頑張ることです。

 

 

コースの全体像を撮れなかったので、簡単なイラストにしてみるとこんな感じ。

 

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このコースは2週間ごとに変わります。

子どもたちは手や足を使い、バランス力や握力はもちろん、どうしたらコースを越えられるかの思考力・判断力も身につけることができます。

ちなみに、わたしが見たのは5歳・6歳の小学校に入る前の子どもたちが集まるクラス。小さな地域ですが、20人ほどが集まっていました。

 

 

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これぞまさに、ミニSASUKE。

 

 

アシスタントの先生は5人いて、特にブロックゾーンで後転や前転ができるようサポートしていました。中には学生や、学校の先生も。

 

 

わたし:「フィンランドでは先生が副業することは可能なんですか?」

 

先生:「これはボランティアとして好きでやっているのよ。」

 

 

と、にこやかに答えてくれた先生。

仕事が早く終わるからこそ、こういった学校とは別の教室を持ち、サポートすることができる。素敵です。

 

ちなみに、私のホストマザーもプレスクール(小学校に入る前の子どもが行く学校)の先生をしながら子ども向けのダンス教室を持っていました。

 

 

そしてミニSASUKEが終わったかと思うと、最後にはこれまた面白いアクティビティが!

 

 

①みんなで顔が見えるように、1つの円になりましょう。

②今からケーキを作ります。ケーキ作る行程を1人1つ言い、体でアクションしてみましょう。

③さあ、ケーキができました!みんなで食べましょう!!!

 

 

んんん!?想像つきますか?

もちろん、ここでのケーキは想像上の超大きなケーキ。みんなで作った円の中に、ケーキがあるように見立てます。

 

 

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「生地を混ぜます」

といえば、みんなでぐるぐると手を大きく動かし、

 

「砂糖を入れます」

といえば、パッパと手を前に突き出して振り、

 

「焼きます」

といえば、みんな燃え盛る炎のようになります。

 

 

ピザなど、他の食べ物の回もあったそうで、毎週テーマが変わります。

なんてユニークなんだ、!

 

フィンランドをそっくりそのまま持ち帰ることはできないけれど、こういうアクティビティ1つひとつにどんな意味があるのか考えながら、日本の子どもはどんな反応をするだろうと考えてみると楽しくなります。

 

 

以上、

子どもを伸ばす、フィンランドのユニークな習い事でした!